ウラジロチチコグサ

裏白父子草 キク科ハハコグサ属 多年草 花期:5〜9月
2005/05/12 広島県安佐南区で撮影
2005/05/12 広島県安佐南区で撮影
2005/05/12 広島県安佐南区で撮影
南アメリカ原産の多年生草本。日本への帰化が知られるようになったは1970年代ごろ。
高さ20〜30cmになり、基部にはロゼット用の葉がある。葉の表面は鮮やかな緑色で光沢があり、あまり毛はないが、裏面は綿毛に覆われて いて真っ白。伸びてきた茎につく茎葉の縁は波打つ感じになり、茎にも綿毛が密生している。短い走出枝(ランナーまたはストロンともいう)を伸ばして新しい株ができるので、近い位置に何株も群がって生えていることがよくある。
近縁の種としてはチチコグサ、チチコグサモドキなどがある。

外国からやってきたチチコグサのなかま

  生育 花時の
ロゼット葉
葉の形 葉先 葉の綿毛 花の色 原産地
ウラジロチチコグサ 多年生 ある 長い
へら形
円味 裏に
特に多い
淡褐色
アメリカ
タチチチコグサ 越年生 ない 少し
とがる
裏に多い 熱帯
アメリカ
ウスベニチチコグサ 裏に
特に多い
紅色
セイタカハハコグサ 線形 両面に
多い
黄色 ヨーロッパ
チチコグサモドキ へら形 円味 裏に多い 淡褐色
アメリカ