セイヨウタンポポ

西洋蒲公英 キク科タンポポ属 多年草 花期:4月〜6月・9月〜11月
2003/10/07 広島県安佐南区で撮影
2003/10/07 広島県安佐南区で撮影
2003/10/07 広島県安佐南区で撮影
ヨーロッパ生まれの帰化植物。
アルカリ性に適するのでコンクリートに強く、都会型の種族と言える。花期も春〜秋までと長く地域によっては真冬でも花が見られる。しかも雌しべが受精しなくても種子ができるので群れを必要としない。それだけ繁殖力が旺盛。ニホンタンポポとの区別は、花の下の外総苞片がそり返っていればセイヨウタンポポ。

タンポポ属検索表
総苞外片は圧着または開出斜上し反曲しない 総苞と葉は緑色。花冠は黄色 総苞は小型で,花時には13ー14mm. 総苞外片の長さは内片の1/2に達しない 総苞外片は長楕円状披針形または卵状披針形で,先端に小型の小角状突起があるか,またはない.頭花は径2ー3p. カンサイタンポポ
総苞は大型で,花時には15ー20mm. 総苞外片は広卵形で鈍頭,先端に小型の小角状突起があるかまたはなく,圧着する.葉は櫛の歯状に羽状深裂する. クシバタンポポ
総苞外片の長さは内片の1/2に達する 総苞外片は卵形または卵状長楕円形で先端は尾状,先端の小角状突起は小型のものから大型のものまであり,辺縁は透明膜質で上部が帯紅色,綿毛が多く,圧着する. ヤマザトタンポポ
総苞と葉は淡緑色。花冠は白色か淡黄色。総苞外片は卵状長楕円形。 総苞外片の先端に顕著な小角状突起があり,やや開出する.痩果は淡褐色. シロバナタンポポ
総苞外片の先端の小角状突起は小さく、辺縁は透明膜質で上部が帯紅色,あまり開出しない。痩果は黒褐色. キビシロタンポポ
総苞外片は基部から反曲する 痩果は褐色.総苞外片の先端に小角状突起がない.葉は大小不規則に羽状浅裂から深裂. セイヨウタンポポ
痩果は赤褐色.総苞外片の先端に小角状突起がある.葉は細かく羽状深裂する. アカミタンポポ