ヤマザトタンポポ

山里蒲公英 キク科タンポポ属 多年草 花期:4〜5月
2019/04/15 広島市安佐南区で撮影
2019/04/15 広島市安佐南区で撮影
2019/04/15 広島市安佐南区で撮影
2019/04/15 広島市安佐南区で撮影
関西地方に分布。頭花は直径3cm程度、外側の総苞片は、内側の総苞片にくっついていて、セイヨウタンポポのようにそりかえることはない。
総苞外片は総苞の 1/2 以上の長さでやや細長い。総苞外片のへりは時に赤くなり、辺毛も多い。総苞外片の先端には角状突起起はほとんどない。明瞭な角状突起をもつものはケンサキタンポポとされれるが、芹沢(2006)は同種として扱っている。

タンポポ属検索表
総苞外片は圧着または開出斜上し反曲しない 総苞と葉は緑色。花冠は黄色 総苞は小型で,花時には13ー14mm. 総苞外片の長さは内片の1/2に達しない 総苞外片は長楕円状披針形または卵状披針形で,先端に小型の小角状突起があるか,またはない.頭花は径2ー3p. カンサイタンポポ
総苞は大型で,花時には15ー20mm. 総苞外片は広卵形で鈍頭,先端に小型の小角状突起があるかまたはなく,圧着する.葉は櫛の歯状に羽状深裂する. クシバタンポポ
総苞外片の長さは内片の1/2に達する 総苞外片は卵形または卵状長楕円形で先端は尾状,先端の小角状突起は小型のものから大型のものまであり,辺縁は透明膜質で上部が帯紅色,綿毛が多く,圧着する. ヤマザトタンポポ
総苞と葉は淡緑色。花冠は白色か淡黄色。総苞外片は卵状長楕円形。 総苞外片の先端に顕著な小角状突起があり,やや開出する.痩果は淡褐色. シロバナタンポポ
総苞外片の先端の小角状突起は小さく、辺縁は透明膜質で上部が帯紅色,あまり開出しない。痩果は黒褐色. キビシロタンポポ
総苞外片は基部から反曲する 痩果は褐色.総苞外片の先端に小角状突起がない.葉は大小不規則に羽状浅裂から深裂. セイヨウタンポポ
痩果は赤褐色.総苞外片の先端に小角状突起がある.葉は細かく羽状深裂する. アカミタンポポ