ヒメレンゲ

姫蓮華 ベンケイソウ科マンネングサ属 多年草 花期:4〜6月
2004/05/05 広島県瀬戸谷で撮影
2004/05/05 広島県瀬戸谷で撮影
渓流沿いの岩上などに生える多年草。
高さは5〜10cmになる。葉は互生し、茎の下部の葉はさじ形、上部の葉は線形。茎の先に直径1cmの黄色い花を多数つける。花弁は5個で雄しべは花弁より短く、花粉を出す前の葯は赤色。花の後ランナーを出し、その先に小さなロゼットを作って越冬する。
根元にあるロゼット状の葉の姿が、仏の蓮華座に似ているというのが、名前の由来。
マンネングサの仲間
特徴
コモチマンネングサ 対生 葉腋にムカゴが出来る
ツルマンネングサ 3枚輪生 葉が太い 町に多い帰化植物
メキシコマンネングサ 花茎互生・無花茎4枚輪生 1枝に7〜8個の花が咲く
マルバマンネングサ 対生 山に多く葉が丸く扁平
オノマンネングサ 3枚輪生
メノマンネングサ 互生  葉は円柱形
ヒメレンゲ 葉は肉厚扁平 小さい根生葉がある
タイトゴメ 海辺に多い 米粒のような葉
オカタイトゴメ タイトゴメより全体が小形で葉がやや角張っている