マルバマンネングサ

丸葉万年草 ベンケイソウ科マンネングサ属 常緑多年草 花期:6〜7月
2004/07/07 広島県加計町で撮影
2004/07/07 広島県加計町で撮影
2004/07/07 広島県加計町で撮影
葉が丸いのでこの名がある。山地の岩の上や石垣などに生える多年草。
茎の基部は枝分かれしながら横に這って伸び、上部は斜上して高さ10〜20cmになる。葉は対生し、肉厚で長さは1cmほど。花は黄色で直径1cm。針状に尖った花弁が5個ある。おしべは10個あり、花弁よりわずかに短い。花粉を出す前の葯は赤色。小さなロゼットを作って越冬する。
マンネングサの仲間
特徴
コモチマンネングサ 対生 葉腋にムカゴが出来る
ツルマンネングサ 3枚輪生 葉が太い 町に多い帰化植物
メキシコマンネングサ 花茎互生・無花茎4枚輪生 1枝に7〜8個の花が咲く
マルバマンネングサ 対生 山に多く葉が丸く扁平
オノマンネングサ 3枚輪生
メノマンネングサ 互生  葉は円柱形
ヒメレンゲ 葉は肉厚扁平 小さい根生葉がある
タイトゴメ 海辺に多い 米粒のような葉
オカタイトゴメ タイトゴメより全体が小形で葉がやや角張っている