オカタイトゴメ

丘大唐米 ベンケイソウ科マンネングサ属 多年草 花期:5~7月
2019/05/19 広島市安佐南区で撮影
2019/05/19 広島市安佐南区で撮影
常緑多年草。
原産地不明で日本各地に帰化。海岸から内陸部まで石垣や市街地の道路脇などに見られる。
海岸植物のタイトゴメに非常によく似ているが、タイトゴメより全体が小形で、葉が円柱状のタイトゴメに対して葉がやや角張っている。
葉は互生し、茎の下部の葉は長さ約3㎜の長楕円形、間隔が開いてつく。上部の葉はやや角張り、密集してつくことが多い。葉の断面は半円形。葉の縁付近に細かい粒状の突起がある。花は直径約8㎜。花茎の中心につく花の花弁は5個、周囲につく花は花弁が4個になりやすい。花弁も葯も黄色。雄しべは花弁より長い。果実は袋果であり、星形になり、小さな種子が入り、熟すと乾いて上側が裂ける。
マンネングサの仲間
特徴
コモチマンネングサ 対生 葉腋にムカゴが出来る
ツルマンネングサ 3枚輪生 葉が太い 町に多い帰化植物
メキシコマンネングサ 花茎互生・無花茎4枚輪生 1枝に7~8個の花が咲く
マルバマンネングサ 対生 山に多く葉が丸く扁平
オノマンネングサ 3枚輪生
メノマンネングサ 互生  葉は円柱形
ヒメレンゲ 葉は肉厚扁平 小さい根生葉がある
タイトゴメ 海辺に多い 米粒のような葉
オカタイトゴメ タイトゴメより全体が小形で葉がやや角張っている